
当ブログにお立ち寄り頂きありがとうございます。
今日は少しシリアスなお話を、思い付くままに記載します。
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ロシアがウクライナに攻め入った事で、ダンス界も影響を受けています。
今後ダンスの国際試合等でも何らかの影響が出るかもしれません。
何といってもロシア人やウクライナ人ダンサー達が社交ダンス界の一翼を担っていますから。
ただ、事態を受けて世界のトップダンサー達がいち早くメッセージを出した事に感心しました。
リカルド・コッキはSNNSで自分のイタリアの家を無料で難民に提供すると表明していました。マッシモ&ラウラ組のラウラも自国スロヴァキアの有用な情報を難民向けに発信しています。リトアニアのリナ・チャトケビシウテもいち早く戦争反対の声明を動画で出していました。
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ウクライナと聞いて私が、思い浮かべたのはグランドアムールの皆さんは大丈夫だろうか?という事。
グランドアムールは日本代理店さんがあるので取引はしていなませんが、好きなドレスメーカーの一つです。
また以前取引していたナザールもウクライナのメーカー。
どちらのメーカーも現拠点がウクライナ西部のLvivだから生命の危険は今の所無いだろうと思います。ただドレス作りは今は難しいでしょう。
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この戦争について色々と調べる内に、プーチンが暴走した理由やウクライナの背景等が分かってきました。
単に両国だけの問題では無い為本当に複雑。
ただ、国が戦争状態になると結局は国民が犠牲になる、という事だけは明白です。
日本でもウクライナ難民受け入れを首相が表明しました。
直接被害を受けている人達の助けになる事は何でもすべきだと思います。
私もウクライナへの寄付先を探しましたが、寄付先を間違うと戦争を推進する為の武器購入に加担する事になる様で、良く調べる必要があると思いました。
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10年近く前から時々ドレスを個人的に譲って貰っていたロシア在住のダンサーが、ウクライナ人である事を開戦後に知りました。
彼女のパートナー(リーダーさん)はロシア人です。
幸いにも彼女達は今他国に仕事で出かけているので、戦火には巻き込まれていませんが、彼女の家族や親せきの事を思うと本当心配だと思います。
彼らの立場も複雑すぎて気の毒です。
彼女からの連絡では、ロシアの銀行が全く使えない状況との事で、彼女達が経済的な困難に陥るのではないかと懸念しています。
彼女のドレスを買い取る事でサポート出来ないか検討していますが、彼女のロシアの口座には今送金できません。
他の方法を模索中です。
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今回の戦争で犠牲になるのは攻め入られた国民だけではありません。
当店が取り扱っているイリーナ・コズロヴァはロシアメーカーですが、彼女達も混乱した状態に置かれています。
各国からの経済制裁でロシアでは今後庶民が経済的な窮地に追い込まれるでしょう。
幸いにも当店が注文した商品は全て日本に届いていますし、支払も全て済んでいます。
イリーナには、今後事態が落ち着いたら取引は再開すると伝えていますが、マネジャーからの返事は「今私達は混乱の中にいます。この状態は長引くと思います。何とか取引を継続する方法を探します」とのメッセージが届いています。
2~3数週間前まで、「このドレスにフロート追加して貰いたいんだけど、イリーナに聞いてもらえる?」等のやり取りをしていたのがウソの様です。
こういった状況ですので、HPでご案内しているイリーナお取り寄せ品に関しては、いったん非表示に致します。
一国も早い事態の終息を祈ります。